2018年に入り、横浜市にもふるさと納税の返礼品ができていました。
この記事は横浜市のふるさとの納税の内容や限度金額を簡単に確認できる方法を書いています。
ふるさと納税は数分でできる簡単なことなので、お忘れの方やふるさと納税したことがない方は是非やってみてください。
横浜市から貰えるふるさと納税の返礼品。
1万円以上の寄附をして、みなとぶらりチケットワイド2枚のみ。
みなとぶらりチケットワイドとは市営地下鉄市営バスの一日乗車券(550円相当)です。
使える範囲も限定的、市営バスは横浜~元町・港の見える丘公園、三溪園。
市営地下鉄はブルーラインの横浜駅~伊勢佐木長者町駅、新横浜駅です。
あとは寄附金の活用先の選択によりプラスの返礼品があります。
全体の返礼率は10%~30%程度です。
寄附金の活用先
1、男女共同参画を応援したい
※2万円以上の寄附で、横浜女性ネットワーク会議に招待。
2、ふるさと納税で動物園を応援
※1万円以上寄附で、オリジナルデザインの「よこはま動物園・金沢動物園共通年間パスポート」1枚。
2000円相当
3、お気に入りの場所にベンチを設置したいハマサポベンチ募集
※15万円または20万円の寄附で、整備が決まったルート上限定で好きなメッセージを書いたプレート付きのベンチを設置。
寄付者名とメッセージを残せます。
詳細はhttp://www.city.yokohama.lg.jp/doro/plan/kenmichi/bench/h29pamphlet.pdf
4、横浜港を応援したい
※1万円以上寄附で、横浜みなと博物館招待券を2枚。
800円相当
5、国際社会を舞台に活躍を目指す若者を応援したい
※寄附で留学報告会に招待。
6、美術品の収集に協力したい
※1万円以上寄附で、1年間有効の横浜美術館企画展引換券。
企画展年間4回として入館料500円×4で2000円相当
7、道志水源林の保全に協力したい
※3万円以上寄附で、1回限り、間伐材を活用したネームプレート等。
どの様なものか不明です。
上記の通り横浜市の返礼品は渋めです。
お住まいが神奈川区、南区、西区でベンチの設置場所の近所であれば記念にふるさと納税してもいいかもしれません。
ただ15万円以上の寄付金が必要なので高額納税者に限りそうです。
返礼品目的のふるさと納税の場合は横浜市ではなく、お肉などもらえる市町村に寄付しましょう。
ふるさと納税は減税や節税ではありません
ふるさと納税は住民税(市民税と県民税)の一部をお住まいではない市に寄付することです。
支払う税金のトータル金額が減るものではないです。
決して減税や節税になるものではありません。
支払う金額自体は2000円増えることは理解しておく必要があります。
ただ、トータルの支払う金額が2000円増えますが寄付することにより返礼品がもらえるので減税のような効果はあるといえます。
ふるさと納税いくらまで寄付することができるのか
それは納める住民税(市民税と県民税)の2割(20%)です。
これは返戻金をもらうための無駄にならない寄付をする場合です。
実際はいくらでも寄付することはできます。
ふるさと納税の限度額を超えて寄付しても問題はないのですが、返礼品目的の場合だと限度額を超えてしまうと、高い買い物にしている様なことになってしまいます。
ビール1ケース5000円相当のものを1万円寄付して買うようなことになります。
また、確定申告すれば所得税からも減額されるので2割(20%)以上の寄付をすることも可能です。大体23%~30%程度ですが所得が1000万以上あれば税金が高いのでもっと多くなります。
確定申告をして限度金額ギリギリの寄付を行いたい方は総務省のサイトなど確認していただけるとよいかと思います。
簡単な限度金額の見方
簡単で確実な限度金額の確認方法としては、
前年と所得がほぼ一緒の場合の方であれば、前年の納税額を確認します。
サラリーマンお勤めの方は毎年6月ぐらいに細長い紙、特別徴収税額の決定変更の通知書を給与明細といっしょにもらっていると思います。
住民税(市民税と県民税)の所得割額の合計の2割(20%)寄付することができますので、用紙の所得割額の合計に20%かければ限度金額がでます。
*注 これはあくまで前年分で参考金額です。前年の所得に対するふるさと納税は前年度中1月1日から12月31日までにする必要があります。さかのぼることはできません。
ふるさと納税のサイトに行けば所得に対する限度額の表が出ています。
ただ、ご家庭ごとに生命保険料や社会保険料 扶養家族の人数などそれぞれ違います。
今年度の所得できっちり確認したい方は限度額のシミュレーションもできますので確認してみてください。「さとふる」なら源泉徴収票から限度額シミュレーションができるようになっています。
ふるさと納税の仕方
ふるさと納税のサイトがありますのでそちらで欲しいものを限度金額内で購入寄付します。
ふるさとチョイスなどではメンバー会員登録をしなくても出来ますし、案外簡単にできます。
簡単に済ませたい方はふるさと納税の寄付金額を2割に納めれば確定申告はしなくて済みます。ワンストップ特例というものがあるのでふるさと納税をするサイトで決済のタイミングで必ずチェックしてください。
そうすれば市町村からその特例用の書類が送付されます。
それを記入し返送すれば、確定申告をしなくてもその寄付金が住民税から減額されることになります。
注意点はワンストップ特例が使えるのは5か所までです。
それ以上すると確定申告が必要です。
できる限り簡単にするならいろんな商品を扱ってる市町村を選び、その市だけで済ませば書類関係も1つで完了です。
大阪の泉佐野市はお肉やビール多種扱っていますのでそういった市がおススメです。
ついでにふるさと納税でポイント貯めれます
クレジットカードで払うことができるのでポイントを貯めることができます。
ドコモの携帯払いができる市町村もあります。ドコモの携帯を使用している方は泉佐野市も選択できますので参考までにみてはいかがでしょう。
ふるさと納税は簡単にいうと2,000円払えば限度額内の返礼品を受け取れる制度です。
ビールを飲む方は1万円で1ケース5,000円相当分もらえますので1万円寄付するだけで2,000円以上の価値があり、十分元は取れると思います。
ビールばかり例に上げて申し訳ございません。
自分が好きであるというのもありますが、スーパーで売られているものなので実売価格が把握しやすいかなと思っております。
ビールのように寄付金の大体5割近い金額の返礼品もあれば、1万円寄付しても1000円相当のものもあります。返戻率は様々です。
1万円以下しか寄付しない場合は自分が実売価格をよく知っているものを頼む、または価格を調べて寄付してみることをお勧めします。普通に2000円で買ったほうが良い場合もありますので注意が必要です。