綱島で保育園を確保するには

保育園

東京都知事選で待機児童問題が取り上げられ、地域によっては保育園の激戦区ができています。

解消に向けて各地方自治体で対策を打たれていまいすが、地域ごとの問題は様々で当分続くと思われます。

横浜市は待機児童が数人という奇跡の街ですが、育児休暇中の人を待機児童に含めず保留児童と呼んでいるだけなので実際の港北区の保育園事情はどうなのか調べてみました。

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港北区の0歳児人口と保育園の受入数

平成28年3月31日現在

港北区の0歳児は3,574人

港北区の保育園入所希望者を共働き率からみていきます。共働き率は国平均では60%程度。最高は山形県70%近い世帯が共働き。神奈川県の子育て世代の共働き率は意外と低く45%程度。45%とすると0歳児の保育園入所希望者は1,608人となる。早生まれを考慮して0歳児で4月からの保育園入所希望は半数程度とみて港北区では804人の受入枠は必要。

港北区内の保育園の0歳児募集人数は合計819人。

内訳は認可保育園569人、小規模保育に50人、横浜保育室200人程度。
港北区内で場所を選ばず認可保育園にこだわらなければ保育園に入れる計算になる。ただ区内でも地域差はあり、遠い保育園に預けるには現実的に難しい。また0歳児入園という限定の話になります。

単純にこの計算だと残りの早生まれの子どもたち804人は来年の1歳児枠に回らなければならない。1歳児の増加枠は認可保育園と横浜保育室合わせて470人程度で受入枠が足りなくなります。

港北区で就学前児童数(0~2歳)の保育園利用申請者は33%程度と発表されていますので実際にはもう少し余裕があるのかもしれません。年齢別では公表されていないので明確には判断できないところです。

もっと絞って綱島は?保育園の激戦区?

平成28年3月31日現在

綱島東西合わせての0歳児は500人程度
鶴見川を渡ってお隣の樽町の0歳児が283人。樽町は保育園が3つぐらいしかなく、綱島の保育園を利用する方も多いでしょう。合わせると783人となります。

それに対する認可保育園の0歳児枠29年4月入所受入数は合計232人。内訳は綱島108人、樽町24人、横浜保育室が100人程度。

4月から入園するのは232/783人の29.6%

早生まれや共働き世帯ではない人たちや認可保育園だけに絞らず横浜保育室も考慮すると0歳児入所はそこまで難しくはない。認可保育園が少ないので認可のみにすると保育園の確保は厳しくなる。また、1歳児になるとハードルはかなり高い。

子どもが産まれて港北区役所で話を聞けばわかりますが、綱島・日吉は港北区では激戦区と呼ばれるところです。港北区は横浜市で一番人口が多く、人口が増加している地域でもあり、横浜で一番大変かもしれません。

港北区の認可保育園入所待ち人数ベスト3

  1. ベネッセ 日吉保育園 (日吉)
  2. 尚花愛児園 (綱島)
  3. パレット保育園・綱島 (綱島)

港北区のホームページで保育園の入所待ち延べ人数が掲載されているので参考しては。
上位は日吉・綱島が多くなっています。

延べ人数ではありますが60人70人待ちというのをみると改めて厳しい。
保活という言葉がうまれたのもわかる気がします。

綱島で保育園を確保するには

教育方針や園庭があるなどいろいろ選んで保育園を決めたいと思うのが普通です。ただし綱島では厳しいです。共働きで育休は1年以内、どうしても預ける必要がある方にとって保育園を確保するには綱島は困難なところなのです。

綱島で保育園枠を確保するには生まれる時期もありますが0歳児で預けること。そして横浜保育室をおさえることをお勧めします。

4月入所の場合、横浜市の認可保育園は前年11月郵送申し込みで1月末ごろ郵送で結果が届きます。

認可保育園の申込前に必ずしておくことがあります。

横浜保育室は前年の9月10月に説明会や申し込みがあります。保育園により申し込みにあたり見学しておくことが必要だったりするので、その時期までに保育園に連絡をとり見学の申し込みをしましょう。また単願のみの受付や申込金が必要になります。

私の2016年4月入所の結果

夫婦共働きでフルタイムの正社員(土日休み)両親は夫婦ともに地方です。

認可保育園は保留になりました。